カテゴリー「書籍・雑誌」の18件の記事

カソリックとプロテスタントって?

現代キリスト教の二大教派カソリックとプロテスタント。
(正教会と合わせると三大か?)
その名前は知っていても、具体的にどう違うのか、
あまり分かってない人も多いかと思います。

そこで、この二つの教派の初歩的な違いを、
分かりやすく まとめた本が出版されています。
カトリックとプロテスタント―どこが同じで、どこが違うか

教会と聖書のどちらを、より重んじるか…とか、
ルターの宗教改革を高校で習ったけど…とか、
あいまいな記憶だけの人も、改めて調べて
見聞を広めてみては?

| | コメント (0) | トラックバック (0)

『ボーイ・ミーツ・ボーイ』

『ボーイ・ミーツ・ボーイ』という小説を読みました。
海外の作品ですが、「角川ルビー文庫」ばりに
明るく爽やかなゲイボーイのお話です。

周辺にゲイに理解のある人で溢れていて、
羨ましい限りでした。

| | コメント (0) | トラックバック (0)

『コリオレイナス』に見る真理

シェイクスピア作『コリオレイナス』の第五幕第四場に、
以下のような一文があります。

There is differency between a grub and a butterfly ;
yet your butterfly was a grub.

すなわち、「蝶々と幼虫とは違うものだが、蝶々は幼虫だった。」
と訳すことが出来、人間もいつの間にか、以前とは別の
性格に変貌するものだと唱えています。

この文は、英雄コリオレイナスが怒りの復讐者へ変貌したことを
指して言われていますが、コリオレイナス自身もまた
「親友が、ちょっとしたことで仇敵となり、憎い相手が
無二の友にだって変わる」と発言しています。

どちらも、人間世界の真理なのかもしれません。

それより気になったのは、上の英文の"your butterfly"は
直訳すると「あなたの蝶々」になりますが、もちろん
前後の文を考えれば、そんな誤訳をする訳者はいません。

"your"は所有格ではなく、「世間一般の」という意味です。
それを踏まえないと、藤村操の「ホレーショの哲学」のような
例が出てくるわけですね。
(『ハムレット』の"your philosophy"は、「世間で言う哲学」と
「お前ごときのオツム」のどちらでも通じそうな気もしますが

| | コメント (0) | トラックバック (0)

今、読んでいる本

6月に入ってから、新たに読み始めた本があります。
グリシャム著『最後の陪審員』です。

今年から日本でも導入された陪審員制度ですが、
何気なくネットで検索をかけたところ、この小説が
引っかかりまして、グリシャムといえば大好きな映画
『評決のとき』の原作者ということで、書店で
探し出してきました。

裁判を取り扱っているものの、堅苦しい印象は無く(
訳者のセンスによるものか?)、スイスイとページが
進んでいっています。
そのうち、ちゃんとしたレビューをするかも しないかも…

もう一冊、邦訳は何度も読破している『嵐が丘』の
原書『Wuthering Heights』にも少しずつ挑戦しています。
ただでさえ分厚い本なのに、英語で書かれているために
読み進めるのには倍の労力が掛かりそうですが、
翻訳されたのとは、また違った印象を得られるので、
楽しみの部分もあります。
(これまでも何度も挫折してますが、今度こそは…)

| | コメント (0) | トラックバック (0)

気配りが出来る人になりたい

就職活動を始めるよりも前、社会人になってからの
ことを考え、一冊の本を買いました。
『気くばりができる人できない人』
今は亡きモタ先生(斎藤茂太)の著書です。

様々な事例を元に、気配り上手な人や、反対に
気配りが下手な人の「気の配り方」を紹介しています。
釜猫も定期的に読み返しては、書かれている内容を
常に意識するよう努めています。

単なる読み物としても、とても面白いです。
それこそ、何度も読み返せるほどに。

| | コメント (0) | トラックバック (0)

一番好きなガンダム小説

ガンダムの小説は何冊か読みましたが、
中でも一番期待し、一番楽しんで読んだのは
『コロニーの落ちた地で…』です。

宇宙居住区であるコロニーが墜落した地…
すなわちオーストラリア大陸を舞台にした
ストーリーなのですが、釜猫は小説の前に
PSゲーム『G GENERATION-F』をプレイしていて、
この作品を知りました。
そこで使われていた、独特の皮肉めいた
言い回しが気に入り、小説を買い求めた次第です。

| | コメント (0) | トラックバック (0)

一昔前の夢 『IT革命』

もう4年前、IT業界に従事する釜猫が一冊の本を
手に取りました。
岩波新書『IT革命―ネット社会のゆくえ―』

生活からコンピュータが切り離せないものになったり、
仮想空間で現実の都市を再現したりなど、
当時の釜猫にとって夢を与えてくれた一冊でした。

現状は、こんな時間(午前3時前)にブログを書いて、
4時間後に出社する生活を送っている訳ですが。

当時としては夢のお話であり、希望を抱く半面、
現実味が感じにくかったことも、2009年現在に
読み返してみると、すでに周りにありふれたものになった
話題(電子マネーとか、地デジとか)が中心で、
結構すんなり理解できるものです。

| | コメント (0) | トラックバック (0)

文系でも、理数を学びたい!

釜猫は高校・大学と、文系を専攻していました。
でも、算数・理科・数学も小学校の頃から好きな
科目だったんですよ。

学校の勉強と思うと、若干乗り気でなくなることは
ありますが、大学になると理科は完全に講義から
切り離されました。(数学は取っていました。
簿記、統計学なんかも)
そのため、授業から趣味に変わり、図書館や
本屋さんで勇んで専門書を手に取ったものです。

いきなり難しい本を読んでも、未知の分野ですので
楽しむことは出来ますが、なかなか知識としては
吸収できません。
下記に紹介する『マックスウェルの悪魔』は、
語り口も軽妙で、物語を読んでいる内に
エントロピーを学ぶことが出来ます。

新装版 マックスウェルの悪魔―確率から物理学へ (ブルーバックス)

 

釜猫と同じく、理系に興味のある文系の方に
オススメです。good

近所にファインマンさんが住んでたらなー…

| | コメント (0) | トラックバック (0)

やっぱり活字は生きる糧

ここ2週間、読書の機会を得られませんでしたが、
今日は帰宅前に本屋さんに寄ってきました。

しばらく文章に飢えていたためか、『車輪の下』を
立ち読みで半分くらいまで読み進めていました。
合間合間に気になったのは、丁度ヘッセのコーナーの
棚一つ隣にシェイクスピアのコーナーがあったのですが、
釜猫が立ち読みしている間に4人ほど、シェイクスピアに
手を伸ばしている人がいましたね。

制服を着た女の子、大学生くらいの男性、
ちら見だけの人、レジへと持っていく人…
シェイクスピアは、いつの時代も人気者ですね。
釜猫も中学時代は読み漁っていました。
ただし、原文での解読は困難を極めます。

また、同じ書店内で白洲正子(イケメン白洲次郎の
奥さん)著作『西行』を見つけまして、その中で
下の一句を発見しました。

花見にと群れつつ人の来るのみぞ
あたら桜の科(とが)にはありける

春先に「桜には人を引きつける魔力がある」と
西行が言っていたという微かな記憶を書きましたが、
ようやく真相にたどり着きました。

| | コメント (0) | トラックバック (0)

生き方を変えてくれた『笛吹童子』

釜猫の創作は、10代の頃から行っておりますが、
作品を手がける上で重要な思想に、大きな変化が
あったのは大学生のときです。
それが戦後の冒険活劇の金字塔『新諸国物語』シリーズの
ひとつ『笛吹童子』との出会いによるものでした。

笛吹童子 痛快世界の冒険文学 (7)

内容は、室町時代中期に起こった応仁の乱により、
荒廃した日本が舞台の時代劇ですが、主人公である
菊丸は刀と闘争でもって仇討ちを行うことをよしとせず、
あくまで非暴力の精神により平和を導き出そうとします。

「正義は悪を倒さなくてはならない。しかし、その戦いは
武力を用いたものではない」というメッセージ性が
強く現れており、釜猫の作品作りにも反映されています。
また、この作品を知ったおかげで日本史への興味も
目覚めました。

『新諸国物語』は、実写映画版の3作品がDVD-BOXとして
発売されています。
興味がおありの方は、こちらがオススメです。
新諸国物語BOX [DVD]

| | コメント (0) | トラックバック (0)

想像と食欲をかき立てる小説

小説で食事のシーンとかになると、
妙にそのご飯を食べたくなるんですよね。
活字だけだから、余計に美味しそうな
想像を膨らませている気もします。

『岳物語』の冷やしそばとか、
『李歐』の雑炊もどきとか、
質素だったり「豚の餌」だったりするのに、
思わず美味しそうlovely って、思っちゃうんですよね。

 

ちょっと前に、西行(平安時代の歌人)が
桜の持つ魅力について語ったとか
ブログで書きましたが、実際の西行の
歌が多数載った『西行花伝』を読んでみましたが、
目当てのエピソードや歌は見つかりませんでしたね。

| | コメント (0) | トラックバック (0)

訳者別 『嵐が丘』

イギリス文学『嵐が丘』の邦訳は、
これまでに多くの方に行われてきました。
残念ながら書店を探し回っても、
釜猫が見つけられたのは2冊だけでしたが。
(あとは何度も挫折した原書)

印象深い一冊がありましたので紹介します。

嵐が丘 (新潮文庫)

新潮社から出版されています。
何が印象深かったかと言いますと…
Amazonのレビューでも多くの方が
挙げられていますが、訳がヒドいです。sweat02
原書をきちんと読んでいないので、
偉そうなことは言えませんが、

これ1冊では状況を捉えるのは
困難なように思えます。
釜猫が見つけたもう1冊…

嵐が丘(上) (岩波文庫)

岩波文庫版の上下巻です。
こちらの訳は丁寧で、内容の理解として
おすすめします。
ですが釜猫は、新潮社版の方が
好みだったりします。

岩波文庫版の訳は丁寧すぎて、
英語の参考書に出てくる
“お手本”のような印象を受ける一方、
新潮社版は乱暴な文章であるように
思えつつも、登場人物の気質を
考えてみますと、こちらの方が
しっくりくる気がします。

元々が烈火の如く繰り広げられる
展開であるため、ページをめくる手が
休むことのない作品ですが、
荒々しい邦訳により、更に勢いが
増していくような感じです。

| | コメント (0) | トラックバック (0)

もう3月…読むと言っていた本も…

2月の間に読み終えたいと言っていた『山猫』ですが、
なかなか先が進みません…sweat02
もう一冊、読むと宣言していた『コリオレーナス』は
異なる訳本2冊を読みましたが。

『山猫』も継続して読んでいますが、今更ながら
ジュール・ヴェルヌに興味が湧いてきたりもしています。

『外道坊&牙』2巻は速攻で読んじゃいました。

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2月の目標!この本を読む

本屋、図書館が大好きな釜猫も、
社会人になってからは、読む量が
大分減りました。sweat02

それでも、気になる本は小説にしろ
新書にしろ後を絶ちません。

2月中に、これぐらいは読んでおきたいです。
 ・シェークスピアの『コリオレーナス』
 ・イタリア文学の『山猫』
どちらも短くない話なので、読みきれるか
自信ありませんが…合間々々に
司馬遼太郎の『新史太閤記』を気分転換に
読んで、頑張ってみますかsign01

| | コメント (0) | トラックバック (0)

『マザー・テレサ 日々のことば』

通学、通勤の時間が退屈で嫌だー、
という方は、いらっしゃいますか?
いらっしゃると思います。

釜猫も、孤独な通勤は苦です。
頭の中では、常に好きな音楽や
映画や漫画の名シーン、自分で考えた
ストーリーを展開させ、暇を潰しています。

ですが、学生時代は少し異なっていました。
自宅からキャンパスまでの60分間、
これを出来るだけ有意義にし、一日の
学生生活を豊かにしたいという思いから、
毎日、家を出る前に一冊の本を開くことを
習慣づけていました。

その本が、タイトルにも付けました
『マザー・テレサ 日々のことば』です。

釜猫が敬愛する修道女、マザー・テレサが
世に残した、短いながらも はっとさせられる
言葉を集めたもので、それぞれの言葉の
上に、“○月○日”と振られています。
それこそ、1月1日から12月31日まで。
つまり、366に及ぶ言葉が綴られているのです。

日にちが添えられていることで、毎日の
ペースを守ることが出来ますし、うっかり
飛ばした日があっても、「今日はこの言葉!」と
決められるのも重宝したポイントです。

そして、その日にマザー・テレサから
頂いた言葉を、友達といつもの談笑を始める
時間まで、心の中で繰り返し、その言葉の
意味することをアレコレと考えたりするのでした。

| | コメント (0) | トラックバック (0)

私を支える『あふれた愛』

釜猫のお気に入りの一冊に、天童荒太先生著の
『あふれた愛』があります。

天童先生の作品は、テレビドラマにもなった
『永遠の仔』に感銘を受けて以降、注目し続けて
いますが、『あふれた愛』は短編4話を
まとめた一冊なので、長編の多い天童作品の
中では読みやすいと思います。

内容は、異なる主人公たちの胸を締め付けるような
切なさが満ちた小説で、その舞台が限りなく
身近にあるであろう日常を映し出しているため、
余計に読み手の五情を貫いてきます。

学生時代、釜猫は小説でも歌の歌詞でも、
人の心の闇を表した作品に触れ、そうした
題目から得られる切なさ、悲しさを求める
時期がありました。

釜猫も、人の身体を傷つけ、人から傷つけられ、
他人の心を傷つけ、自分も傷つけられたと
悲観に暮れることを繰り返してきました。
そんな自分の慰めが、人の心を扱った作品で
あったのだと思います。

釜猫にとっての慰めとは、更に心を痛める
ことでもありました。
辛く悲しい物語を胸に沁み込ませることによって、
ようやく自分が他人にしてきたことへの
後悔の思いを生み出すことが出来たんです。

『あふれた愛』は、今の釜猫を支える作品であり、
釜猫に人間を教えてくれた、偉大な目標でも
あります。

| | コメント (0) | トラックバック (0)

訳者別 『グレート・ギャツビー』

アメリカ文学の代表作のひとつ『グレート・ギャツビー』
その村上春樹 翻訳版をようやく読みました。

グレート・ギャツビー (村上春樹翻訳ライブラリー)

何年か前、新聞に春樹先生が翻訳した『ギャツビー』が
出版されるという記事が載っていて、その頃から
興味を抱いていました。
元々、『ギャツビー』自体は別の翻訳家の版を
ずいぶん以前に読んでいたので、話の大筋は
覚えておりました。

以前に読んだのは、確か集英社から出ている
『偉大なギャツビー』だったと思いますが、

偉大なギャツビー (集英社文庫)

春樹版は、それと比べたときに明らかな
“読みやすさ”というものを感じましたね。

スイスイと文章が目と頭に吸い込まれていき、
生きた人間の姿が浮かぶようでした。

あとがきでも取り上げられていた
「オールド・スポート」は、読了から振り返ってみると、
もう、これしかないという名訳にも思えます。

あとがきの中で、やはり春樹先生が翻訳した
『キャッチャー・イン・ザ・ライ』についても
言及されていましたが、こちらは原文でしか
読んだことがありません。
『ギャツビー』の訳の印象を思うと、急に
春樹版『キャッチャー・イン・ザ・ライ』にも興味が
沸いてきました。

| | コメント (0) | トラックバック (0)

この雑誌が気になる!(DeAGOSTINI)

皆さん、DeAGOSTINI(デアゴスティーニ)という
出版社をご存知でしょうか?

ひとつに絞ったテーマに関する特集を、
週刊なり隔週なりで雑誌(ムックか?)として
世に出している会社なのですが、
そのテーマというのが中々にマニア心を
くすぐるものが多いんです。

本日、たまの休みを利用して町の本屋へ
向かいました。
お目当ては、デアゴスティーニから出ている
『週刊 歴史のミステリー』だったのですが…
ふと帰り際、入り口付近(その本屋は入り口が
二つあり、入店時とは別の入り口です)に
積まれた雑誌に目が止まりました。

雑誌の名前は、
『隔週刊 東映時代劇 傑作DVDコレクション』
…そのまま帰るつもりが、思わず きびすを
返し、気づけばパラパラとめくっていました。

片岡千恵蔵…中村錦之助…大友柳太朗…
そして東千代之介様!(美人なんですよ~)

往年のスター(上に挙げた方々、全員故人
というのが余計に…)の名前が そこかしこに
見つけられ、購読意欲をかき立てられました。

ただ、隔週とはいえ一冊1,890円というのが
今一歩、購読にブレーキをかけています。
つい最近、ようやく『昭和タイムズ』も
揃えたところだし…
と悩みつつ、次に書店でみつけたら
買うんだろうな~。

ちなみに今日は、『歴史のミステリー』のほか、
小学館発行『サライ』も買ってきました。
普段は買わないのに、「文楽(人形浄瑠璃)」特集に
目を奪われまして…

| | コメント (0) | トラックバック (0)