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山城守ってなあに?

本日(7/5)の『天地人』にて、直江兼続が山城守に
任じられました。
「さんじょうしゅ」ではなく、「やましろのかみ」です。

山城守というのは、律令制における役職で、
朝廷の代わりに地方の統治を行う国司の中で、
山城国(現在の京都南部)の政治を任されたトップ…
今で言う知事のような存在です。

ただし、桃山時代には山城守のような官位は
有名無実となり、実際に直江が山城国を治めたわけでは
ありません。
(ここらへんの詳細は、また後日)

他にも律令制には色々な官庁があり、当時の大名の
役職を朝廷から与えられたものに従って表せば、
 上杉謙信は風紀委員(弾正少弼)
 武田信玄はコックさん(大膳大夫)
 真田幸村は軍人(左衛門佐)
となります。

書状によっては、真田は左衛門尉になっていたりもします。
これらは天皇の居住区の門を警備していた左衛門府の
一員を表す官位で、当然、左があるなら右衛門府もあります。
(左のが右より偉いもよう)

左衛門佐を名乗るには、従五位上に叙せられる必要が
あった気がしますし、真田は従五位下なので、やっぱし
左衛門尉が正しいのかな?
律令制の四等官において、尉(じょう)は佐(すけ)よりも
下になります。(形骸化している可能性もあり)

気付いた方もいるかもしれませんが、旧日本軍や自衛隊の
階級に出てくる漢字(将・佐・尉・曹)は、この律令制の
四等官に由来します。

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